サンプルレポート

SAMPLE REPORT

これは架空の会社「サンプル株式会社」を例にした見本です。実在の会社・サイトの診断結果ではありません。実際のレポートも、この形でお送りします。

Webサイトの安全設定 確認レポート

サンプル株式会社 御中

対象のサイト
https://www.sample-kabushiki.example/
確認日
2026年10月19日
確認の範囲
外から見える範囲(トップページの応答と設定)のみ。サイトの中に入る確認はしていません。
作成
株式会社ARISTA

社長向けの3行まとめ

  1. 土台となる通信の暗号化(https)はできています。
  2. 確かめた8項目のうち、3項目は対策済み、5項目は見直しをおすすめします。
  3. まず「http で来た人を https へ自動で切り替える設定」から。レンタルサーバーの管理画面のスイッチ1つで直る見込みです。

項目ごとの結果

  • 対策済み

    通信の暗号化(HTTPS)

    https でトップページを開けました。

    優先度—

  • 対策済み

    暗号化に使う証明書(SSL/TLS 証明書)

    発行者:Let's Encrypt/期限まで 64 日。自動更新の設定をご確認ください。

    優先度—

  • 見直しをおすすめ

    http で来た人を https へ自動で切り替え(HTTP→HTTPS リダイレクト)

    http:// で開くと、暗号化されないままページが表示されます。

    優先度高

  • 見直しをおすすめ

    次回からも必ず暗号化でつなぐ指示(HSTS)

    設定が見当たりませんでした。

    優先度中

  • 見直しをおすすめ

    他のサイトに重ねて表示させない設定(X-Frame-Options)

    設定が見当たりませんでした。お問い合わせフォームのボタンを、別サイトから押させる手口に使われるおそれがあります。

    優先度中

  • 見直しをおすすめ

    勝手なプログラムの埋め込みを防ぐ設定(CSP)

    設定が見当たりませんでした。

    優先度中(導入は段階的に)

  • 見直しをおすすめ

    使っているソフトの版数の見え方(Server ヘッダー)

    外から版数まで読み取れます(サーバー:Apache/2.4.x、作成ソフト:WordPress 6.x)。

    優先度低

  • 対策済み

    ファイルの種類の取り違えを防ぐ設定(X-Content-Type-Options)

    設定されています(nosniff)。

    優先度—

  • 参考

    ログイン情報などを守る Cookie の設定(Cookie)

    トップページでは Cookie は使われていませんでした。

    優先度—

直し方の例(制作会社さんへそのまま渡せます)

1. http で来た人を https へ切り替える

Apache(多くのレンタルサーバー):公開フォルダの .htaccess の先頭

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]

レンタルサーバーの管理画面に「常時SSL化」「HTTPSへ転送」のスイッチがある場合は、そちらを使うのがかんたんです。

2. HSTS とクリックジャッキング対策を足す

Apache:.htaccess/nginx:server { } の中

# Apache
Header always set Strict-Transport-Security "max-age=31536000"
Header always set X-Frame-Options "SAMEORIGIN"

# nginx
add_header Strict-Transport-Security "max-age=31536000" always;
add_header X-Frame-Options "SAMEORIGIN" always;

HSTS は、https がすべてのページで問題なく開けることを確かめてから入れてください。最初は短い期間(max-age=86400 など)から始めると安心です。

3. 版数の表示を止める

Apache:httpd.conf(設定できない場合はサーバー会社へご依頼)

ServerTokens Prod
ServerSignature Off

WordPress の版数表示は、テーマやプラグインの設定で止められます。あわせて WordPress 本体とプラグインを最新にしておくことが大切です。

このレポートで分からないこと

ログインが必要なページ、入力欄の中の処理、サーバーの中の設定は確かめていません。このレポートは「安全です」と保証するものではありません。確認の観点は、IPA「安全なウェブサイトの作り方」と OWASP Top 10 を参考にしています。

繰り返しになりますが、上の内容は架空の会社の見本です。